【試薬調製ノート】希酢酸水溶液

試薬調製ノート
用途

pH調整剤や化学反応の触媒、酢酸ナトリウムバッファーの作成など。

分子式

CH₃COOH

調製濃度

1 mol/L

使用試薬量の計算
使用試薬

分子量:60.05
純度:99.7%
密度:約1.05g/mL

計算式

公式: 
\[
\text{W} = \text{M} \times \text{V} \times \text{FW}
\]
W:酢酸の質量 (g) (計算が必要)
M:必要なモル濃度 = 1(mol/L)
V:希釈後の溶液の体積 = 1(L)
FW:酢酸の分子量 (CH3COOH) = 約60.05 (g/mol)

それぞれの値を代入すると、
\[
\begin{aligned}
\text{W} &= 1 \times 1 \times 60.05 \\
&= 60.05 \, \text{(g)}
\end{aligned}
\]
使用試薬の純度が99.7%、密度が約1.05 g/mlなので、
\[\frac{60.05}{0.997 \times 1.05} \approx 57.36 \text{ml}\]

調製手順(1L)
  • STEP1
    希釈の準備

    ビーカーに800ml程度の蒸留水を入れます。

    後でメスフラスコに移す際、ビーカー内の液体を完全に回収できるように量を考慮してください。

  • STEP2
    試薬の計量

    ピペットを使い、酢酸を57.4 ml正確に量り取ります。

  • STEP3
    試薬の添加

    計量した酢酸を、攪拌棒を伝わせながらゆっくりとビーカーに加えます。

    この際、発熱する場合があります。

  • STEP4
    冷却と移し替え

    液温が上がった場合は冷めるのを待ち、ビーカーの中身を全て回収するようにメスフラスコに移します。

  • STEP5
    メスアップと攪拌

    メスフラスコに蒸留水を加えて1Lにメスアップします。その後、しっかり攪拌します。

ドラフト内で作業を行います

保存方法

調製した希酢酸溶液はガラス瓶に移し替え、密栓して常温で保存します。
保存容器には、試薬名、試薬濃度、作成者氏名、作成年月日を記載したラベルを貼り、内容が分かるように管理します。

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